紫外線による光老化とは

紫外線による光老化とは

Posted by 株式会社Beauty Beaute Japan on

 

肌のシミ・シワ・たるみなどが現れる「光老化(ひかりろうか)」についてご存知ですか?
紫外線が肌に悪い影響を及ぼすことはよく耳にしますが、光老化とは具体的にどういった現象なのでしょうか。
今回は、美しい肌を保つためにも知っておきたい光老化について、詳しくご紹介します。

 

◾️老化の原因の8割は光老化

 

光老化とは、紫外線によって引き起こされる皮膚の老化のことです。
なんと、肌の老化の原因の約8割が、この紫外線による光老化だといわれています!

加齢による自然老化とは異なり、光老化は紫外線を浴びた時間と量に比例して進行します。
紫外線を長時間浴びるほど肌へのダメージは蓄積されていくので、日常的に紫外線を浴びる時間が長いと、進行も早くなります。
また、過去に浴びた紫外線も、累積的に蓄積しているので、目に見えていなくても光老化のリスクはどんどん高まっているのです。

 

 

 

◾️加齢による老化との違い

 

画像は28年間アメリカでトラック運転手をしていた男性の写真です。
左ハンドルのため左側からの日光を浴び続け、顔の左側だけが突出して老化が進行しているのが見てとれます。

左側には深いシワが刻まれ、肌表面は硬く、ゴワゴワに。
また、肌の柔らかさが失われてしまうため、より一層老けた印象になってしまっています。
対して右側は、肌のキメや角層の状態は大きく乱れることなく、見た目はなめらかな印象です。

 

 

 光老化と自然老化は、異なるメカニズムによって引き起こされるので、現れる老化現象も異なります。

加齢が原因と思われがちな肌の老化ですが、実は歳をとるにつれて起こる自然老化に上乗せする形で、紫外線による光老化が現れているのです。

 

 

 

◾️紫外線を正しく知る


地上に届いている紫外線には、UV-AとUV-Bの2種類があります。
この2種類の紫外線は波長が異なり、肌にもたらすダメージにも違いがあります。

UV-A:皮膚の深部に到達し、真皮層のコラーゲンやエラスチンを破壊します。その結果、肌の弾力が低下し、シワやたるみができやすくなります。

- UV-B:皮膚の表皮に影響を与え、日焼けや肌荒れなどを引き起こします。赤みが引いた後は、メラニンの生成が促進され、色素沈着が生じます。これがシミやそばかすとして現れます。

 

 

2種類の紫外線から肌を守るためには、日々の紫外線対策が重要です!
対策を組み合わせることで、光老化のリスクを効果的に減らすことができます。

日焼け止めの使用:2種類の紫外線から肌を守るために、SPF(主にUV-Bから肌を保護)、PA(主にUV-Aから肌を保護)の指標を見て選ぶことが大切です。顔だけでなく、首や手などにも忘れずに塗りましょう。

帽子や長袖を着用:帽子、長袖、長ズボンなど、肌を覆うことで紫外線の影響を軽減できます。また、UVカット効果のあるサングラスを着用することで、目の周りの紫外線対策も可能です。 

- 内側からのケア:ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質を豊富に含む食品を摂取しましょう。また、抗酸化物質を含むサプリメントの活用もおすすめです。


若々しい肌をキープするために、紫外線対策を始めてみませんか? 

 

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